パリ5日目〜ディズニーランド〜
早朝から電車で少し校外へ。
まずはディズニースタジオ。
キラキラも!ディズニーミュージック!も聞こえてこない、
正直殺風景な園内。
とりあえず主要アトラクション乗ろう!
ということで、タワーオブテラーへ。
変なホテルに迷い込んだ設定の演技を延々する。
自分で120%楽しまないと、雰囲気まで面倒を見てくれないのが
パリのデイズニーランド。
やっと席について、ぐんぐんエレベーターが上がって行っていく途中で、
あゆが私の手をぎゅっと握って来て
何このかわいい奴!と思い、私も握り返して
二人で手を繋いだまま 下へ落下。
撮られた写真が激ブスな仲良し姉妹で
わろた。
それから白雪姫のりんご飴を買って食べて、うろうろ。
りんご飴にテンション上がり徐々にたのしくなっていく。
カーズ見た事無いけど、こんなに廃れてはないはず。
それからミッキーと写真撮るのに列に並んで待ってると、
私たちが最後の一組で、私たちの後に来た小さい子供たちが追い返されてて、
とても申し訳ない気持ちになった…
イタい大人になっちゃったよ…
これが正しいディズニーのあり方
私たちの無理してる笑顔につられて、
ミッキーもどこかしら胡散臭い。
それから、パーク内人気アトラクション上位だったニモの亀のアトラクションに
よくわからないまま一時間弱並ぶ。
四人乗りの小さな乗り物に乗り、海の中を探検する緩めのアトラクション。
かと思いきや!
ほぼスペースマウンテン。
海的要素は、入り口のくらげくらいで、ほかはただの暗黒。
ニモなんて1ミリも出て来た記憶ない。
暗闇を上下左右にビュンビュン駆け抜ける、亀の乗り物。
頭を振り乱して、暗黒を駆け巡る私たち。
イッツアスモールワールドを想像してからのスペースマウンテンは、
ギャップが激し過ぎて、驚いてよだれ垂らしてる内に終了。
アトラクションが終わり亀からのそのそ出て来た、だいぶ老けた私たち。
まさか、浦島太郎のアトラクションだったとわ…
こんな夢の無い所はイヤだ!と
メインのディズニーランド パリの方へ!
やっと正式に上がりだすテンション。
入った瞬間見えるミッキー!!
ピンクの城!!!
聞こえて来るハッピーディズニーソング!!!
そして!ハロウィン仕様に飾り付けられまくった園内に
コレコレ〜!!と胸をトキメかせ、
どの子供よりも
しっかり物語に入り込み、
ハロウィンバージョンのデイジーと可愛い子供に癒され、
でかいダッフィーに会い、
廃れ気味のお土産コーナーをぶらつく。
パリのディズニーのお城は、シンデレラ城でなく
眠れる森の美女のオーロラ姫のお城なのです!
だから城の裏には、いばら!
そしてそのいばらの元には、、、
怖がりながら、じっとサインを待つ子供。
緊張しながらサインを受け取る子供、可愛過ぎる。
海外のテーマパークにいくと、この子みたいにフェイスペインティングしてる子供がたくさんいる。
決して可愛くはないんだけど、
いろんなキャラクターのモチーフが。
あれ?ナイナイの岡村おるやん。
14ユーロくらいなので私もやってもらおうとしたら、
妹にガチで止められた。
それから人ごみと乗り物に酔いやすいわたしたちは
結局ディズニーランドに来ておいてなにもアトラクションは乗らず、
シンデレラのオープニングのモノマネしたり
売り物かぶって踊ったりして、パレードまで愉快な時間を過ごす。
時間が来たのでパレードを見に入り口付近へ。
さあ!軽快な音楽と共に現れたのは…
アリス!まさかのこのシーン…
もっと可愛いのあったやろ…
プーさんはタイムズスクエアクオリティー…
ウッディーもお疲れ気味で、
ウェンディーは野呂佳代…
そんなこと気にも留めず、必死にキャラクターに手を振る子供たちが
一番ステキでした。
散々パリのリアルで美しい街を堪能したわたしたちに、
造りものの街は、染みなかった…
パリのディズニーランドは、お子様向けですわ。
そうです、我々はもうネバーランドには戻れないのです…
もう目が笑えてない…
可愛い子供をたくさん見た我々姉妹は、市内へ戻る電車の中で、
次は母としてこの場に戻ってこよう…と決心し、
結婚の話。
妹「彼女にしたいタイプと嫁にしたいタイプってちゃうらしいなあ。
私は、人に尽くすの好きやし、結婚したいタイプやねん。
お姉ちゃんは絶対に結婚はできへんし、嫁にしたくないタイプ」
私「は?」
妹「人に尽くすとか無理やろ?」
私「できるし!」
妹「尽くした事ある?」
私「え?は?もういい」
妹「自分勝手なひとは嫁にもらわれへんねん。私みたいになんでもしてあげるのが好きなひとは、結婚したいタイプってよく言われるもん」
私「それ絶対いじられてるだけやで」
妹「とにかくお姉ちゃんは一生結婚も子供もできんと孤独のままや」
私「いいもん。精子バンクがあるもん」
妹「おめでとう」
姉妹喧嘩が、年々リアルな話題になっていく。
「アホ!」「ブス!」
とか言い合ってた頃が懐かしい。
シビアな喧嘩をしながら、市内に着き、
ニューヨークぶりの火鍋!
これがどれだけ恋しかったか!
ニューヨークいるとき、最後めっちゃ行ってて
わたしのシークレットお別れ会親友たちが計画してくれたのに
記録的な大雪で中止になった時も、火鍋の予定だったの思い出した。
そんな愛の思い出がたくさん詰まった火鍋は、
パリで食べてもやはり、心も体もポカポカ温まり、
銭湯から出て来たくらいののぼせ具合。
唐辛子が大量に入った鍋に、注文し放題の具材をどんどん入れて、甘い様な辛い様な
よくわからないタレに付けて食べる。
この「いま私何を口にしてるかわからないし、とにかく辛いし、暑いし、
意識が朦朧とするほどのぼせてくる、けど、旨い!」
という、ぐちゃぐちゃな感じがたまらない、火鍋!
心も体も満たされ、帰宅。
いつか私も、子供をディズニーランドに連れて行く日がくるのかなあ〜
ホットでスパイシーだけど、優しくて、心身共に満たしてくれる火鍋系男子居ないかな。