リリー・フランキーに会った話

 

最初の記事で、わたしがどれだけリリーフランキーの文章に 助けられたかは 読んでいただいたでしょうか。

そしてこの度とうとうこの愛が通じ、お会いできることになった。

 

雑誌の企画で憧れの神様リリーフランキーに会ってきたのですが、本当に神様でたくさん目からウロコが溢れた数時間でした。

 

悩み相談をさせてもらったんだけど、その悩みの本質をぐいっと引っ張り出し、

優しく解決する神業には目からうろこ。

 

悩みはワタシの好感度維持のために省きます。

(お前の好感度なんて元々底辺レベルじゃ。って思った人たち。わたしもヨメに行きたいの。)

 

悩みを吉田豪さんが読み上げて、それを聞いたリリーさんの最初の一言

「君はいいこだね。」

 

 誰も見下げない 肯定する優しい姿勢は、エッセイを読んで想像してたリリーフランキーそのままでした。

「女の武器は使え。しっかり自分の満足する生き方をしていたら、仲間も男も仕事付いてくる」といわれて、クヨクヨなんて 誰も得しないなと思った。

 

「いまが一番辛い時だけど 振り切っちゃったらもう頑張るしか無くなるから 楽だよ。」と 言われて 安心しました。

 

「他人の決めた 良い悪いで、自分を測っちゃいいけない。決めてる大人もバカなんだから」

「自分の足で立ってる君はかっこいいよ」

「久々に生きのいい若者を見て、気分が良い」

 

 

世界一優しいリリーさんはやっぱり ひたすら肯定してくれました。

取材後、

「今回の相談者は良い奴だから、俺のバーに飲みに行こう!」となり、

リリーさんいわく「素人を連れては5年ぶりくらい」に飲みに連れて行ってもらいました。

 

築地から銀座六丁目に向かう移動の車で、リリーさんが横に座ってる。

カウンターでリリーさんの隣に座る。

憧れのリリーさんの一言一言と素敵で優しい声、

なんだか夢のような時間と、美味しいお酒に酔いしれました。

耳元で聞くリリーボイスにシビれて、もう半身麻痺してたよ。

 

リリーさんのジャーナリズムついて、アメリカについて、

人に、結婚に、仕事についての生のお話を聞けて、

私も自分の物差しで測れる素敵で優しい大人になりたい、と心から思った。

テキトーじゃない「適当」って素敵。

 

「俺も日々気をつけているけど、頭でっかちにだけはなってはいけないよ」

と言われて、はっとした。

くちだけの薄い人になったらリリーさんに合わせる顔がないので、一生懸命魂を燃やそうと思います。

「団地でベッキーやら 浮気やら 見て騒いでいる奴らと お前は違うんだから 自分の物差しでなんでも考えろ」

表現者として、自分の意見じゃなく そのままを伝えるひとになれ」

 

大肯定されて、力強く背中を押してもらって、すごく良い日でした。

帰り道六本木を抜けるタクシーの中から見えた

東京タワーが、より一層綺麗に見えました。

 

リリーさんに成長して会えるように、頑張ります!

 

 

 

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