はらまりなの空回りな日々

旅行や日々のあれこれを介して、思ったことを綴っています。今何かしらに影響を受けてるんだな、と暖かく見守っていただけると幸いです。何卒。

パリ3日目〜ベルサイユの原〜

まずは家出てすぐの電気屋の大きな鏡で、ファッションチェック。

こういう姉妹っぽいこと久しぶり。

それにしても妹といると私がすごく身長低く見える・・

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駅の近くのベイカリーで焼きたてクロワッサンを買って、

二階建ての電車でガタゴトパリの外れにある ベルサイユ宮殿に向かう。

 

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電車から見える建物がどんどん廃れていき、

緑が増え始め、ここ?というほどの小さな駅で下車。

 

しばらく石畳の上を歩いて行くと、ルイ14世の建てたベルサイユ宮殿に到着!

 

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入り込んできた こいつだけは許さん…

 

 

ルイ14世と、その周りの男の人があまりに父に似てたので、

妹と笑って写真いっぱい撮ってたら、「そんな有名な絵なのか!」と中国人観光客がいっぱい集まって、同じ様に撮りだした。 

なんかごめん。

 

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トウシューズ履いてるのも、大きめの赤ちゃん愛でてるのも、

だいぶシュール。

 

 

ヨーロッパの歴史は一通り高校や大学で学んだが、

やはり記問の学は肉とはならぬ。

 

マリーアントワネットが

「パンが無いなら、ご飯炊けばいいじゃない!」

と発言し、それを聞いた朝はパン派の市民が市民革命を起こしたことしか

もう頭に残っておりません。

 

そんな残念な奴でも、

 

実際に一万人の従業員を使えさせていたベルサイユ宮殿を訪れ、

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数えられない程の木々や銅像を通り抜け、

 

 

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わざわざ水の無い土地に水を引かせた庭や、

 

天井いっぱいに描かれた天使やキリストの絵見て、

 

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想像の1000倍の広さと美しさの宮殿に

人の欲の果てを見たような気がして、恐ろしくなりました。

 

 

王族と市民の圧倒的な差を見せつけるかのようなこの宮殿。

 

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レミゼラブルのあの悲劇の表ではこんな世界が繰り広げられていたのか、と。

 

この規模を目の当たりにして、実際に戦ってこの権力を覆した市民達がいたなんて、キセキの様だと思った。

(まあ王朝がずっと栄え続けるはずもなく、諸行無常の響きあり〜なんだけど)

 

そんな200年以上前の出来事が歴史を変え、たくさんの新たな戦争や葛藤の末、

いまフランスは格差やテロなど、たくさんの問題に直面している。

 

昔新聞で、ヨーロッパの宗教や人になじめない人種や宗教の人たちが

パリの人々との間に深い隔たりを感じて、

「そんな奴らより我々のほうが素晴らしい!」と自分たちの信念をより尊く思う様になった結果、パリでのテロに繋がったというのを読んだ。

 

 

ベルサイユ宮殿の天井や壁にも描かれていた無数のキリストや天使。

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それらを否定し、違う考えを持つ他国の他宗教の人たちと

どう関係を築くかは、地球の永遠の課題なんだろうけど、

過去も未来も他国も他宗教も「理解」しようとする姿勢を、少しずつ持たないと、負のサイクルは消えない。

 

フランスでテロがここ数年多発しているのも、急にフランスがターゲットになったとかではなく、長い歴史の中で他と分かち合い、受け入れることができなくなったから。

 

これからこの国は、どう伝統を貫きながら進んで行くのだろうか?

 

 

そんなことをぶつぶつ言いながら マリーアントワネットの館へ向かう。

しかし歩けど歩けど 着かない。広過ぎ。

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アイス買ってもらっても、歩きすぎて笑えてない。

 

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ずっと続く道を歩き続けるが着かないので、ギブアップ。

秋を大満喫したので マリーアントワネットの館は諦め、

帰りは一人4ユーロ払って、変なトロッコみたいなのに乗って宮殿まで帰りました。

 

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ベルサイユを大満喫し、パリへ戻る。

 

パリの夜はとても寒いので、

何か優しいものを食べよう、とベトナム料理屋にフォーを食べに行った。

 

しかし、待てど暮らせど料理人が来ない。

ウェイターのおじさんがイライラしながら「あと5分したら来るから!」と

告げてから15分後、アラブ系の料理人らしき人が登場。

ほんまに作り始めたか、厨房まで確認しに行くわたし。

 

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間もなくしてフォーがテーブルに運ばれ、

冷えた私たちの体を パクチーたっぷりのフォーが溶かしてくれた。

 

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ポカポカと優しい気持ちのまま、夜のエッフェル塔を見に行き、

 

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そして セーズ川クルーズへ。

 

大きな船の中と上に たくさんの人が乗り込み、

キラキラ輝くエッフェル塔の前から クルーズは出発。

 

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闇の中でライトアップされた美術館や教会を通り過ぎると、

夜のパリの街が セーヌ川に映って青く揺れる。

 

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まるでゴッホの絵のような景色!

 過去も今も未来も飲み込み、その輝きを映し出すセーヌ川

 

 まだ23歳のわたしには、見えていないものがたくさんある。

でも17歳の、高校と家の世界しか知らなかった私よりは、もっと多くの悲しみや悔しさに直面して、私は私なりに戦って来た。

擦り傷もたくさんできたし、思い出すだけで苦しい事もいっぱいあるけど、

その代償として私は、昔は見えなかったものを見たり感じれるようになったと思う。

 

妹がアメリカに来た時とは立場が変わって、今回は妹が通訳をしてくれていること。

パリで戦う妹と、これからまた新しい戦いが始まろうとしてる私が、それぞれの夢について語り合えたり、悩みについて話したりできるようになったこと。

そんな変化が、とてもありがたくて、いまこうして妹とセーヌ川の上に居ることが

とても嬉しかった。

 

心から応援できる仲間がすぐ後ろにいる事に気付けて、勝手に背負いすぎていた荷物が、少し軽くなりました。

  

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