バルセロナ二日目〜ガウディ日和〜

10月30日(日曜日)

 

朝はのんびりして、午後から行動。

シャワー浴びようにもタオル無くて、

「もうええやん。スペインやし」と不潔も陽気さで吹き飛ばす。

オールバックでレッツ観光。ひゃっほ〜!

 

 

 

ハイブランド店が並ぶ五番街のような道。

バーバリープラダと並ぶ様に、バトリョ邸は建っていた。

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チケットを買って40分ほど並び、音声ガイドをもらっていざ中へ。

昔バトリョさんがどんな生活をしていたかのイメージ映像が、

実際の映像をカメラで写すと、iPodのスクリーンに映る。凄いハイテク。

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海をイメージしてガウディが設計・デザインした 大富豪バトリョさんのおうち。

 

直線の無い丸みを帯びたドア・窓・階段・手すり・壁が

異空間を演出していて、まるでリトルマーメードの世界。

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こんなデザインが出て来る想像力と

イメージを形にできる知識と技術を兼ね備えてる

ガウディ職人、かっこいい…!

 

 

屋上を外からみると、ドラゴンのような生き物に見える

ファンタジーなおうち。

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妹「そないすごさがわからん…」

 

奈良で生まれ育った妹からすると

「110年前の建築物?ふふ。まだまだケツが青いわね。1000年越えてから出直してきな!」

といったところでしょうか。(黙れ!家燃えろ!)

 

それからサグラダファミリアへ!

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昔から教会に通ってるし、色んな教会に行く度に

いつもやけに背筋の伸びるような、自分の良い所だけを見せないと!

と真面目な気持ちになるんだけど、

ドロドロに溶けた様な複雑な外観や、

天使だけでなく異様な人や生き物が目を凝らすと見えてくる

サグラダファミリアは、

人の色んな面を受け入れてくれるような気持ちがしました。

 

まあ、満員で中には入れませんでしたが。(ズコーーーーー)

 

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ピカソ美術館も満員で入れないし、ガウディの公園ももう閉園だし

途方に暮れる女ふたり。

 

たまたま一番好きな作家のよしもとばななさんがイベントでバルセロナに来てて、

でもそのチケットが完売で行けなくて、 

Twitterで「大好きなんで会いたかったです!」と言うと

「どこかでばったり会えると良いな!」とリプ下さったので

どこかでばったり会うためにバルセロナ中を徘徊しようかとも考えたけど、

無謀なのでやめて、シンプルに徘徊。

 

道中に人が多過ぎて、酔ってきて

もういやだ…と倒れかけた頃にレストランへ。

バルセロナ最終ごはんは、イカスミのリゾット。

 

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店内暗過ぎて、リゾットが見えない…

でもひたすら美味しかった〜。

この写真じゃ絶対に伝わらないけど、美味しかった〜!

 

最後に夜のサグラダファミリアへ寄って帰宅。

そして早朝に空港へ。

 

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まだまだ未完成の部分も多いサグラダファミリア

完成したらいつかちゃんと行きたいな〜

 

バルセロナ1日目〜陽気な姉妹旅〜

コートを着込んで早朝パリから飛行機に乗り込み、

二時間程寝て起きるとそこは、

太陽サンサン!情熱の地!スペイン!

 

皆口を揃えて言う「バルセロナ最高!」「地上の楽園!」「いやっふ〜!」を体感しにやってきました、憧れのバルセロナ

 

地下鉄に乗って、Airbnbで予約しておいた民泊へ。

空港から三十分ほどで到着したのは、普通の団地のようなアパート。

 

ベルを鳴らしてマンションに入り、掃除箱ほどの大きさの狭いエレベーターに乗り込み四階へ。

すると出て来たのは、バルセロナ、、?という感じの

肌が真っ白の女の子。

彼女とはメールでやり取りをしばらくしていたので、少し「やっと会えたね!」感。

それが民泊の楽しいポイント。

 

ロシア系の彼女はすこし癖のある英語で

部屋のルールや鍵、シャワーなどの説明をして

「タオル用意しとくからね!」と言って鍵を渡し

どこかに行ってしまったので、

我々もコートを脱ぎ捨て、街へ繰り出す。

 

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灼熱の太陽を浴びながら、歩いて街を進むと

見渡す限りみんな酒!酒!酒!!!

でっっかいモヒート、サングリア、ビールをゴクゴク呑む

色んな人種の人たちを横目にパエリアの店に並ぶ。

 

喉カラカラで席につき、とりあえずリンゴとオレンジがたくさん入った「サングリア!!!」

 

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そしてやってきました!カルメンめんよりパエリア好き♪(明日のナージャ

 

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 「そうそうこれこれ〜!バルセロナって感じぃ〜!」

 

パリではなかなか味わえない海鮮を大満喫し、

熱々のパエリアをキンキンのサングリアで流し込み、

気付くと陽気な姉と ヘロヘロな妹の出来上がり。

 

酔っぱらいふたりが次に向かったのは、

街の一角の地下にある洞窟のようなダリミュージアム

 

バルセロナがあるカタルーニャ地方で生まれ育ったダリの

作品がたくさん飾られているこの美術館は、

まさかの貸し切り。

 

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たーーくさんの作品を生涯創り、

時代によって作風が全然違うダリ。

 

戦後は原子力とか科学がモチーフのものが多いけど、

ずっと一貫して神への信仰が強く描かれているダリの作品たち。

繊細なテクニックはもちろん、シュールだけど力強いユーモアがとてもステキ。

 

わたしのお気に入り

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妹のお気に入り

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 色使いの好みとか、そのときハッ!とするものって

それぞれ違っておもしろい。

わたしがぐっと来るものは、いつもどこか憂いと希望が入り混じるものが多い。

音楽でも絵でも小説でも。そういうのに出会うとドキドキするんだよなぁ〜

だからこじらせてるとか言われるんだよなあ〜

いいよ、分かってくれる人だけ理解してくれたら。

 

と姉がダリの世界にどっぷり酔いしれてる頃、

本物の酔っぱらいは…

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作品かと思うレベルの爆睡。

この体勢コナンで見た以来や…

 

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これもだいぶNGやけどな…

酔っぱらうと陽気になるタイプとすぐ眠るタイプ

 

酔っぱらって行くもんじゃないね。

でも心の痒い所に手が届く、ドキドキ楽しい時間でした。

シュールの憂いと希望のバランスが、とてつもなく面白い…

 

お邪魔いたしました。

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続いて港に行こう!と

グーグルマップで、どんどん青い方へ近づいて歩き続けた結果

 

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港の近くの広場へ辿り着く。

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バルセロナ行く前にも、民泊のお姉さんにも「財布と携帯のスリはたくさんあるから、くれぐれも気をつけて!!」

と言われまくったにも関わらず、

港で昼寝し、爆睡する、危機感ゼロのハッピー姉妹。

 

目が覚めると夕暮れで、気持ちいい歌が聴こえる…

音の方へ歩いて行くと

色んな楽器を演奏する地元のミュージシャンたちに遭遇。

 

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見た事の無いユニークな打楽器や、それぞれの楽器の息の合った演奏で盛り上がる広場。

世界中の人々がバカンスで訪れ、世界人気観光地ランキングでも一位のバルセロナ

ヨーロッパがバカンス時期だったというのもあって、色んな人種や国籍の人たちが階段に腰掛けて彼らの演奏に恍惚する。

 

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普段はそれぞれの国で違った生活をする人々の色んな感情が

音楽と共に夕焼けに溶け込み、

その眩しい空気を吸い込むと、ハッとした。

当たり前のことだけど

私は地球に住んでるんだ!と再認識。

 

旅行すると鳥瞰図で自分の生活を見れて

感謝できる気になるから、いいよね。

 

それから市場へトコトコ。

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フレッシュジュースを飲み

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たくさんのチョコやドライフルーツ

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肉や果物やスパイスを通り抜けた先にある

薄汚いカウンターだけのシーフードを出してくれるお店を発見!

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そこでベイビーオクトパスのオリーブオイルびちょびちょ焼きをオーダー。

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ゲソはカリッと、頭はモチッとしてて、レモンとバジルがいい香り…❤️

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きたなシュラン出るべき!(失礼)

 

家に帰ってシャワー浴びて寝よう!

と思ったはいいが、タオルがない…

彼女、用意するって言ったのに…

 

まあ

それも旅の醍醐味、ということにしましょう。

と脳内バルセロナな姉妹はポテッと就寝。

パリ5日目〜ディズニーランド〜

早朝から電車で少し校外へ。

 

まずはディズニースタジオ。

 

キラキラも!ディズニーミュージック!も聞こえてこない、

正直殺風景な園内。

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とりあえず主要アトラクション乗ろう!

ということで、タワーオブテラーへ。

 

 

変なホテルに迷い込んだ設定の演技を延々する。

自分で120%楽しまないと、雰囲気まで面倒を見てくれないのが

パリのデイズニーランド。

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やっと席について、ぐんぐんエレベーターが上がって行っていく途中で、

あゆが私の手をぎゅっと握って来て

何このかわいい奴!と思い、私も握り返して

二人で手を繋いだまま 下へ落下。

 

撮られた写真が激ブスな仲良し姉妹で

わろた。

 

それから白雪姫のりんご飴を買って食べて、

うろうろ。

りんご飴にテンション上がり徐々にたのしくなっていく。

 

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カーズ見た事無いけど、こんなに廃れてはないはず。

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それからミッキーと写真撮るのに列に並んで待ってると、

私たちが最後の一組で 

私たちの後に来た小さい子供たちが追い返されてて、

とても申し訳ない気持ちになった…

こんな大人イタいなあと思ってた

大人になっちゃったよ…

 

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これが正しいディズニーのあり方

 

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私たちの無理してる笑顔につられて、

ミッキーもどこかしら胡散臭い。

 

 

それから、パーク内人気アトラクション上位だったニモの亀のアトラクションに

よくわからないまま一時間弱並ぶ。

 

四人乗りの小さな乗り物に乗り、海の中を探検する緩めのアトラクション。

かと思いきや!

ほぼスペースマウンテン。

 

海的要素は、入り口のくらげくらいで、ほかはただの暗黒。

ニモなんて1ミリも出て来た記憶ない。

 

暗闇を上下左右にビュンビュン駆け抜ける、亀の乗り物。

頭を振り乱して、暗黒を駆け巡る私たち。

 

イッツアスモールワールドを想像してからのスペースマウンテンは、

ギャップが激し過ぎて、驚いてよだれ垂らしてる内に終了。

 

 

アトラクションが終わり亀からのそのそ出て来た、だいぶ老けた私たち。

まさか、浦島太郎のアトラクションだったとわ…

 

 

こんな夢の無い所はイヤだ!と

メインのディズニーランド パリの方へ!

やっと正式に上がりだすテンション。

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上がり方のくせがすごい (渡部直美の真似らしいです)

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入った瞬間見えるミッキー!!

 

ピンクの城!!!

 

聞こえて来るハッピーディズニーソング!!!

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そして!ハロウィン仕様に飾り付けられまくった園内に

コレコレ〜!!と胸をトキメかせ、

 

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お子様連れの家族の間をくぐり抜け、

 

時々絡み、(わたしがはしゃいでると写真に入って来たので顔のとこ譲ってあげた)

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どの子供よりも

しっかり物語に入り込み、

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ハロウィンバージョンのデイジーと可愛い子供に癒され、

 

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でかいダッフィーに会い、

 

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廃れ気味のお土産コーナーをぶらつく。

 

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パリのディズニーのお城は、シンデレラ城でなく

眠れる森の美女のオーロラ姫のお城なのです!

 

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だから城の裏には、いばら!

 

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そしてそのいばらの元には、、、

 

マレフィセント

 

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怖がりながら、じっとサインを待つ子供。

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緊張しながらサインを受け取る子供、可愛過ぎる。

 

海外のテーマパークにいくと、この子みたいにフェイスペインティングしてる子供がたくさんいる。

決して可愛くはないんだけど、

いろんなキャラクターのモチーフが。

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あれ?ナイナイの岡村おるやん。

 

14ユーロくらいなので私もやってもらおうとしたら、

妹にガチで止められた。

 

それから人ごみと乗り物に酔いやすいわたしたちは

結局ディズニーランドに来ておいてなにもアトラクションは乗らず、

 

シンデレラのオープニングのモノマネしたり

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売り物かぶって踊ったりして、パレードまで愉快な時間を過ごす。

 

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時間が来たのでパレードを見に入り口付近へ。

 

さあ!軽快な音楽と共に現れたのは…

 

アリス!まさかのこのシーン…

もっと可愛いのあったやろ…

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プーさんはタイムズスクエアクオリティー…

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ウッディーもお疲れ気味で、

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ウェンディーは野呂佳代

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そんなこと気にも留めず、必死にキャラクターに手を振る子供たちが

一番ステキでした。

 

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散々パリのリアルで美しい街を堪能したわたしたちに、

造りものの街は、染みなかった…

 

パリのディズニーランドは、お子様向けですわ。

そうです、我々はもうネバーランドには戻れないのです…

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もう目が笑えてない…

 

可愛い子供をたくさん見た我々姉妹は、市内へ戻る電車の中で、

次は母としてこの場に戻ってこよう…と決心し、

結婚の話。

 

妹「彼女にしたいタイプと嫁にしたいタイプってちゃうらしいなあ。

  私は、人に尽くすの好きやし、結婚したいタイプやねん」

私「いや誰が言ってんねん」

妹「お姉ちゃんは絶対に結婚はできへんし、嫁にしたくないタイプ」

私「は?」

妹「人に尽くすとか無理やろ?」

私「できるし!」

妹「尽くした事ある?」

私「え?は?もういい」

妹「自分勝手なひとは嫁にもらわれへんねん。私みたいになんでもしてあげるのが好きなひとは、結婚したいタイプってよく言われるもん」

私「それ絶対いじられてるだけやで」

妹「とにかくお姉ちゃんは一生結婚も子供もできんと孤独のままや」

私「いいもん。精子バンクがあるもん」

妹「おめでとう」

 

姉妹喧嘩が、年々リアルな話題になっていく。

「アホ!」「ブス!」

とか言い合ってた頃が懐かしい。

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シビアな喧嘩をしながら、市内に着き、

ニューヨークぶりの火鍋♡♡

 

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これがどれだけ恋しかったか!

ニューヨークいるとき、最後めっちゃ行ってて

わたしのシークレットお別れ会親友たちが計画してくれたのに

記録的な大雪で中止になった時も、火鍋の予定だったの思い出した。


そんな愛の思い出がたくさん詰まった火鍋は、

パリで食べてもやはり、心も体もポカポカ温まり、

銭湯から出て来たくらいののぼせ具合。

 

 

唐辛子が大量に入った鍋に、注文し放題の具材をどんどん入れて、甘い様な辛い様な

よくわからないタレに付けて食べる。

この「いま私何を口にしてるかわからないし、とにかく辛いし、暑いし、

意識が朦朧とするほどのぼせてくる、けど、旨い!」

という、ぐちゃぐちゃな感じがたまらない、火鍋!

心も体も満たされ、帰宅。

 

いつか私も、子供をディズニーランドに連れて行く日がくるのかなあ〜

ホットでスパイシーだけど、優しくて、心身共に満たしてくれる火鍋系男子居ないかな。

 

パリ4日目〜ラッセンよりゴッホ〜

10月27日

 

午前中から、オルセー美術館へ。

ここには、ゴッホの絵がたくさん展示されてるのです!

 

大学時代にヨーロッパ史の教授が、

ゴッホの星月夜に描かれている街の上で渦巻く闇の渦は、19世紀後期に 新しい機械が作られ始め、仕事が変わって行き、経済のあり方も変わり、戦争に向かってじわじわ進んでいる不安感を象徴したもの」

と言っているのを思い出し、

ニューヨークの現代美術館(MoMA)に行く度に

ゴッホの星月夜の前で立ち止まっては、タイムスリップしてしまう程の強い引力を感じてたので、

実際にゴッホの絵を本場フランスで見れて感激でした。

 

原色のような絵の具を何度も何度も重ねて、重みの増した絵。

 

アルルの寝室(1889年)

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音楽や香水の匂いが目の前に漂ってきそうな アルルのダンスホール(1889年)

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自画像(1889年)は127年前に描かれてから、

ずっとまっすぐに世界を見つめて来たんだろう、と想像してしまうほどの

生々しい目の力強さ。

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自然と一体化している、

コードヴィルのわらぶきの家(1890年)

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オルセー美術館の天井はガラス張りで、

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川の前に建てられた駅を改造してできたこの美術館は、

細かい壁の花の彫刻が洗練された華やかさを演出していて、

パリのセンスを凝縮したみたいな とても優しい空間。

 

 

壁いっぱいに飾られていた、素敵な色使いの中で表現されている躍動感が

息を呑むほどかっこいい

ロートレックの「ムーランルージュの踊り」(1895年)

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あゆが韓国ドラマで見て、一番見たかった絵が

ルノワールの田舎のダンス(1883)

ドラマの中で「この左下にいる女の子がこの絵の主役」

って言うらしい。

シブい台詞・・♡

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戦前の現代作品を多く展示するオルセー美術館

 

これまで多くの人々に感動だけでなく

潜在的な気付きを与えて来た絵画たちを

こうして私もパリで見れて、

ミーハー的な喜びと共に

気分だけタイムスリップできて、よくわかんないけど なんとも言えない浮かれた気持ちになりました。

 

感じるだけ〜それじゃ不満なのかい?

という斉藤和義の歌(♪どうしようもない哀しみに)が

パリにいる間ずっと頭で流れてるけど、

ほんとうにその通りなんだよなぁ。

ただ感じるだけ〜それでいいじゃないか〜

 

 

 

そう言ってる間に、空腹を感じ過ぎたので

足早にオルセー美術館を後にし、

あゆイチオシのイスラエル料理を食べに、

マレ地区へ。

 

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L'AS du FALLAFELは大行列の、大盛況!!

イートインなら席があったので、並ばず席に座り、

メインのFallafel Specialを注文。

 

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オーダーしてすぐに店員が運んで来たこれが、ファラフェル!

イスラエルのポピュラーなファストフードで、

ひよこ豆をペースト状にして、一口サイズのコロッケの様に揚げたもの。

 

 

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もちもちのピタパンの中に熱々のファラフェルが5つほど入って、

茄子や大量のキャベツなどの野菜がギュウギュウに詰め込まれ

上にはシーザーのような、ヨーグルトの様なソースがかけられている。

 

ボリュームは見ての通り凄いが、ベジタリアンメニューなので

以外とぱくぱく食べれて、胃もたれもない!

 

妹はパリでこれが一番お気に入りらしく、

わたしも結局この旅で食べたどの料理よりも

これが一番美味しかった・・!

駅のポスターでよくこのファラフェルが大きく貼られてるんだけど、

それ見るたびに会いたくて会いたくて、震えていました。

 

ソースと野菜とファラフェルが絡み合って絶妙に美味しく、

フレッシュだし、胃もたれもないのにこのボリュームで、

お持ち帰りなら 5ユーロ(500円ほど)って。

星ミッツ!!!

 

 

あゆとアメ村で新しいファラフェルビジネス展開しようと妄想してる内にぺろっと食べ終わり、

マレ地区散策へ。

 

石畳の細い道をぐんぐん歩いて行くと、

数々のブティックや、カフェが並ぶ。

 

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パリはFIATとか小さく小回りがきく車が多い!

この色とかレトロ好きにはたまんない。

これ実用車だからね・・キュン。

 

それから、あゆオススメのカフェへ。

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小さい店内に、モダンな色使いでカラフルな動物の絵がたくさん描かれている

少し異空間な可愛いカフェ。

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メニューに書かれていた、よくわからない「ティラミス・オン・ザ・ゴー」というものをオーダー。

 

やっぱりよくわかんないので、何なのかきくと、店員も自信なさげ。

バナナパウンドケーキにエスプレッソをかけ、

生クリームを乗っけて、やってきました、ティラミス・オン・ザ・ゴー。

 

あ、ごめん、あまりにも見た目ぐろかったので、写真取り忘れました。

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でかすぎるマグカップに、ぐちゃぐちゃのケーキ、そしてその上には

パッサパサの生クリーム。

そして、「全力は尽くしてんで」と言わんばかりのドヤ顔の店員くん。

 

とりあえず食べてみる。

まずい。

苦くて甘く、ずっと後味が舌に残るティラミス・オン・ザ・ゴー。

なんだか懐かしい気持ちになったけど、これは食べる人の青春の味がするのかな。

なんかそんなお話あったなぁ。。

 

後から、ベテランバリスタがやってきて、

「あなたティラミス・オン・ザ・ゴー食べてるの!?これ、最高よね!」

と言っていたので、バリスタ君が失敗したんや。とわかりましたが。

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結局全部食べました。

 

 

それから、あゆイチオシのビンテージショップ

"Thanx God I'm a VIP"へ。

 

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高品質の古着が色別にズラーーーーっと並べられ、

いつも着れないブランドのものとか

色々試着させてもらって、

結局ニットのワンピースと、

黒のビンテージ仕様のmiu miuのジャケットを購入。

(これなら姉妹でシェアできるし、一石二鳥!)

 

みどりのベレー帽をかぶって、白いタートルネックに黒いズボンを履き、

細いウエストをシルバーのバックルのベルトできゅっと締めた

とっても可愛い黒人の可愛い店員のお姉さんが選んでくれた

GUY LAROCHEというパリのデザイナーの

オレンジとカーキと薄いピンクの色使いのスカーフも、

とても可愛くて 買っちゃった〜 あーくらくらするクラシーさ・・♡

 

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 いろいろ巻き巻きしていこう。

そしてより一層磨きがかかる昭和感。

 

それから あゆのバイト先の友達で、中国人のしょうちゃんと待ち合わせして、

ホテルの中にあるフレンチを食べに行った。

 

 

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まずこのビールがびっくりするほど美味しい!

 

しょうちゃんはニコニコしてとても明るくて、

ステキな女の子だったので、そんないい友達ができて

あゆ、良かったね〜と思いつつ、乾杯。

 

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初挑戦のウサギのお肉。

うさぎのお肉は、こってりしていて、

さっぱりしたビネガーソースととても綺麗にマッチして美味しかった。

 

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白身魚(なんだったかな)もプリップリで

あゆが悶絶するほど美味しい。

 

間違ったデザートが来て、文句言って変えてもらってる間に

すっかり写真のことを忘れ、

デザート撮り忘れるというミス。

くそう!あのビターなチョコケーキすごく美味しかったのに・・!

 

それから三人でバスに乗ってシャンゼリーゼ通りと凱旋門へ。

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 寒いので、速攻かえる。

しょうちゃんも泊まりにきて、若い二人は夜遊んでたけど

わたしは即就寝。 zzz

 

 

 

 

パリ3日目〜ベルサイユの原〜

まずは家出てすぐの電気屋の大きな鏡で、ファッションチェック。

こういう姉妹っぽいこと久しぶり。

それにしても妹といると私がすごく身長低く見える・・

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駅の近くのベイカリーで焼きたてクロワッサンを買って、

二階建ての電車でガタゴトパリの外れにある ベルサイユ宮殿に向かう。

 

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電車から見える建物がどんどん廃れていき、

緑が増え始め、ここ?というほどの小さな駅で下車。

 

しばらく石畳の上を歩いて行くと、ルイ14世の建てたベルサイユ宮殿に到着!

 

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入り込んできた こいつだけは許さん…

 

 

ルイ14世と、その周りの男の人があまりに父に似てたので、

妹と笑って写真いっぱい撮ってたら、「そんな有名な絵なのか!」と中国人観光客がいっぱい集まって、同じ様に撮りだした。 

なんかごめん。

 

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トウシューズ履いてるのも、大きめの赤ちゃん愛でてるのも、

だいぶシュール。

 

 

ヨーロッパの歴史は一通り高校や大学で学んだが、

やはり記問の学は肉とはならぬ。

 

マリーアントワネットが

「パンが無いなら、ご飯炊けばいいじゃない!」

と発言し、それを聞いた朝はパン派の市民が市民革命を起こしたことしか

もう頭に残っておりません。

 

そんな残念な奴でも、

 

実際に一万人の従業員を使えさせていたベルサイユ宮殿を訪れ、

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数えられない程の木々や銅像を通り抜け、

 

 

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わざわざ水の無い土地に水を引かせた庭や、

 

天井いっぱいに描かれた天使やキリストの絵見て、

 

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想像の1000倍の広さと美しさの宮殿に

人の欲の果てを見たような気がして、恐ろしくなりました。

 

 

王族と市民の圧倒的な差を見せつけるかのようなこの宮殿。

 

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レミゼラブルのあの悲劇の表ではこんな世界が繰り広げられていたのか、と。

 

この規模を目の当たりにして、実際に戦ってこの権力を覆した市民達がいたなんて、キセキの様だと思った。

(まあ王朝がずっと栄え続けるはずもなく、諸行無常の響きあり〜なんだけど)

 

そんな200年以上前の出来事が歴史を変え、たくさんの新たな戦争や葛藤の末、

いまフランスは格差やテロなど、たくさんの問題に直面している。

 

昔新聞で、ヨーロッパの宗教や人になじめない人種や宗教の人たちが

パリの人々との間に深い隔たりを感じて、

「そんな奴らより我々のほうが素晴らしい!」と自分たちの信念をより尊く思う様になった結果、パリでのテロに繋がったというのを読んだ。

 

 

ベルサイユ宮殿の天井や壁にも描かれていた無数のキリストや天使。

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それらを否定し、違う考えを持つ他国の他宗教の人たちと

どう関係を築くかは、地球の永遠の課題なんだろうけど、

過去も未来も他国も他宗教も「理解」しようとする姿勢を、少しずつ持たないと、負のサイクルは消えない。

 

フランスでテロがここ数年多発しているのも、急にフランスがターゲットになったとかではなく、長い歴史の中で他と分かち合い、受け入れることができなくなったから。

 

これからこの国は、どう伝統を貫きながら進んで行くのだろうか?

 

 

そんなことをぶつぶつ言いながら マリーアントワネットの館へ向かう。

しかし歩けど歩けど 着かない。広過ぎ。

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アイス買ってもらっても、歩きすぎて笑えてない。

 

『マリー姉さんの妹二人がワガママ姉さんに呼び出されて向かう』コントをしながら

歩き続ける

が着かないのでギブアップ。

 

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秋を大満喫したので マリーアントワネットの館は諦め、

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帰りは一人4ユーロ払って、変なトロッコみたいなのに乗って宮殿まで帰った。

 

  

ベルサイユを大満喫し、パリへ戻る。

 

パリの夜はとても寒いので、

何か優しいものを食べよう、とベトナム料理屋にフォーを食べに行った。

 

しかし、待てど暮らせど料理人が来ない。

ウェイターのおじさんがイライラしながら「あと5分したら来るから!」と

告げてから15分後、

アラブ系の料理人らしき人が登場。

ほんまに作り始めたか、厨房まで確認しに行くわたし。

 

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妹「やっぱりお姉ちゃん、ベトナム似合うなあ」

なんやねんやっぱりって。

 

間もなくしてフォーがテーブルに運ばれ、

冷えた私たちの体を パクチーたっぷりのフォーが溶かしてくれた。

 

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ポカポカと優しい気持ちのまま、夜のエッフェル塔を見に行き、

 

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そして セーズ川クルーズへ。

 

大きな船の中と上に たくさんの人が乗り込み、

キラキラ輝くエッフェル塔の前から クルーズは出発。

 

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闇の中でライトアップされた美術館や教会を通り過ぎると、

夜のパリの街が セーヌ川に映って青く揺れる。

 

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まるでゴッホの絵のよう…!

 

過去も今も未来も飲み込み、その輝きを映し出すセーヌ川

 

 

まだ23歳のわたしには、見えていないものがたくさんあるけど

17歳の大阪に居て学校と家との往復だけしか知らなかった私よりは

もっと多くの悲しみや悔しさに直面して、

自分なりに戦って来た事で、擦り傷もたくさんできたし、思い出すだけで苦しい事もいっぱいあるけど、

その代償として私は、昔は見えなかったものを見たり感じれるようになったと思う。

 

妹がアメリカに来た時とは立場が変わって今回は通訳をしてもらってること、

パリで戦う妹と、これからまた新しい戦いが始まろうとしてる私が 

それぞれの夢について語り合えたり、悩みについて話したりできるようになったこと、

そんな変化が、とてもありがたくて

いまこうして妹とセーヌ川の上に居ることが

とても嬉しかった。

 

心から応援できる仲間がすぐ後ろにいる事に気付けて、

勝手に背負いすぎていた荷物が、少し軽くなりました。

 

しっかりおもろい事できるようになって

日本に帰ってきてね!

 

道は前にしか広がってないぞ!!

 

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パリ2日目〜ロマンティック浮かれモード〜

10月25日 パリ二日目

 

午前中妹は授業だったので、ひとりで地下鉄に乗って

オペラ座のあるオペラ駅で 妹と待ち合わせ。

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(昨日古着屋で買った10ユーロのオーバーサイズコート。可愛いけどでかすぎる。日本でリメイク持って行こ!)

 

 

「今日はクラスメイトに編み物教えてもらった!」と嬉しそうに話す妹。

妹はクラスメイトに恵まれてるらしく、課題とか分からないことがあっても

全部メールで詳しく教えてくれるらしい。

さすが甘え上手の末っ子。

長女の私はアメリカで、どう一人で生き延びるかばかり考えてたよ。

(それにそれぞれの課題が大変過ぎて他人に構ってる暇なんてゼロ。おお冷酷!)

 

今日は、妹が心斎橋でバイトしてたカフェの先輩が

たまたまパリに居るので 一緒にルーブルの辺りのカフェでランチ。

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それからあゆはバイトなので別れ、元バイト先の先輩のまいさんと私の二人で

ノートルダム大聖教に向かってセーヌ川をお散歩。

 

 

彼女もジャズが好きで、

「ニューヨークでよく行っていたような、ふらっと寄れる生演奏のジャズバーを大阪で作りたい!」というロマンティックな妄想をしたり(私は本気で思ってるよ!!)

 

仕事や趣味などお互いのことについて、1時間半程話しながら

島から島へ橋を渡る。

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ニューヨークは私にとってとてもスピーディーで、

焦ってばかりだったから「感じる」余裕がなかったけど、

この時が0.5秒遅く流れるパリで夕日に染められながら

初めて会った人に自分のことを話していると

私はこれまで本当に恵まれてたなぁ、と再確認

でも、まだ私なにも成し遂げていない!とも、再認識。

 

気がつけばマスマーケティングの一部になって、情報の奴隷になってしまう社会で、

自分自身を美しく輝かせれるのも、他人を幸せにできるのも、

自分しかいない。

 

この夕日に染まる建物や、

ゆるやかに波打つ広い川、

夕焼けと交わギター。

そこに自分も満足して並びたい。

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過去があるから今があって、今があるから未来があるんだよなあ、

なんて当たり前のことを話しながら、

おじさんの作るバターシュガークレープを食べて、

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のんびり街が夕焼けに染まる頃

ノートルダム大聖教のある島に到着。

 

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中には入らずに散歩を続け、写真撮ったり 

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店をぶらぶらして

近所のレストランで夕食をしながら、ジャズバーのオープンを待つ。

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ワインでロマンティックな感じになってきたので、

まいさんの恋愛ばなしをふんふん!と聞き入る。

 

あーだこーだ話していると、時間になったので

チャージ無料のジャズバーに移動。

 

ジャズバーは、天井に無数の星が描かれていて、

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壁にはアメリカのナンバープレート。

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演奏は古いアメリカの歌謡曲で、

私の聴きたかったパリのジャズのイメージからは遠く、

なぜだかとても白けたため、ビール一杯飲んで出た。

 

 

妹のバイトが終わったので、まいさんと別れ、

妹のバイト先のラーメン屋「博多チョウテン」へ向かう。

 

せっかく来たんだし、と社長のご厚意で、世界初の24時間営業レストラン

「オ・ピエ・ド・コション」へ。

 

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ここは豚足が有名なレストランらしいんだけど、

オニオンスープ、生牡蠣、エビ、ケーキもワインも全てとっても美味しい!

 

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出て来る料理にも感動したんだけど、

パリだけでなく世界の色んな所でラーメン屋をされてる社長さんの気さくさに、とっても感動した。

(パリでは連日大盛況で、二店舗目ももうじきできるらしい)

 

言葉もわからないし、慣れない土地でたくさんの従業員を抱えるのは、ストレスもたくさんあるはずだけど、「楽しくないと仕事でない!」と言い切る社長は、

きっと楽しくない事をこれまでたくさん経験して、今も楽しくない事もたくさんあるはずだけど

他人の手の平で転がる自分の人生に多くの人を巻き込んで、

その目まぐるしい回転を楽しんでいるように感じた。

そんな人の元で妹が楽しく働いていて、安心しました。

 

お腹いっぱい、ベロベロの午前3時。

家に着くとあの綺麗好きの妹が床に寝転び、化粧も落とさず眠っていた。

 

パリは水が硬水で、シャワーは二日に一度しか浴びれないらしいが、

どれだけ眠くてしんどくてもピカピカに綺麗にしてから眠るイメージが強かったので、

驚いた。

 

でも考えてみれば、もう五年も一緒に住んでいないし、

中学も高校も大学も全然違う世界で生きて来た わたしたち。

 

妹がニューヨークに何度か遊びに来てくれたときも、

私は私にとっての戦場でいつも繊細なバランスで生きていて、

せっかく自分では大人になれた気がしながら過ごしてるのに

唯一気の許せる家族といて緩む事でまた子供に戻るのが嫌で、わざと冷たく接することもあった。

 

わざわざニューヨークまで来てくれたのに、余裕を持って優しくもてなしてあげれなかった自分の子供っぽさを悔しく思って、妹を空港まで送って行った後のバスでひとり泣いた事もあったなぁ。

 

私はいまやっと日本に戻って来て、とりあえずしばらくは大阪に定住する事が決まった。

ずっとフワフワ うろうろ不安だったけど、少し心も落ち着いて来た。

 

そんな気持ちで、次は私が妹の戦場であるパリを訪れることができて、

妹の悩みや葛藤や夢を聞けて、

これまで自分のことばかりで感じることができなかった妹の凄さや、

心から応援し合える妹という存在の偉大さに気付けた。

 

 

世界は広くて 面白い事は無限にあるんだから

笑いとドキドキに貪欲にいきましょう!

 

 

パリ1日目

10月24日 朝6時半 

 

パリ、シャルル・ド・ゴールド空港到着。

 

夜明けすぐのパリの空はピンク色で、

日本ではカーディガンを羽織り始めたところだというのに、

 吐く息がもう白かった。

 

ニューヨーク振りのUberで、妹のアパートまで向かう。

 

 

英語は通じないし、話すと嫌がられると聞いていたのでフランスに行く事にびくついていたが、

予想よりはるかにフレンドリーで英語も通じるので、拍子抜け。

 

 

運転手のアルジェリア出身の兄ちゃん
話に入り込みすぎて車いすのじいさんひきかけながらも

パリっぽくなっていく町並みをぐんぐん抜けて、

石畳の道路の突き当たりにある私の妹、あゆのアパートに到着。

 

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アパートの下にあゆが降りて来て、エレベーターのない古い木造のツルツルした階段を上がって4階の一室があゆの暮らす部屋。

 

  大きなミシンやアイロン台、

課題を作るための生地で溢れる

妹のパリの部屋に荷物を降ろし一旦休憩。

 

  

半年ぶりに再会した妹は、一見全然変わっていなかったように見えたけど、

きっと言葉やその他たくさんの壁を越えようともがきながら 毎日過ごしてるんだろうな。

 

 

私も四年半アメリカにいて妹とは一年に一回会う生活を過ごしていたから、 

姉妹というか、良い意味でたまに会う友達 みたいな関係の私たちなのです。

 

 

朝ご飯の時間なので、買い出しに近所へ。

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アメリカのスーパーと違うのは、牛乳が白い容器に入って常温でまるで洗剤のように売られているところくらい。

 

スーパーでイチジクのクリームチーズとヨーグルト、マンゴー、パンプキンスープを買って、

帰り道のベイカリーで焼きたてのフランスパンをひとつ購入。

 

フランスパンは1ユーロ(100円くらい)ですごく大きくて、中がもちもちで、イチジクのクリームチーズとすごく合った。

 

 

少し外に出るだけでとても寒くて、持って来た服が完全に使えない事が判明したので

 

とりあえず電車でマレ地区まで行って、古着屋巡り。

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駅に降りてすぐ、メリーゴーランドがある。

あゆ曰く「パリは子供に甘い」らしい f:id:marina10feb93:20161201121705j:image

 

古着巡り一店目は、一階と地下いっぱいに服が並べられ、

狭くて雑多なお店感じのお店 Frep Star。

 

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そこでは茶色のチェックのオーバーサイズジャケットと

 ランバンの赤いウールのセーターをゲット!

 

両方一着10ユーロ(1000円くらい)!安い!

 

 

二店目は、量り売りシステムの古着屋、Kilo SHopへ。

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同じ色のタグが付けられた服ごとに重さを計って買うお店。

   

広いスペースの店内たっぷりに古着がディスプレイされ、

様々なスタイルのおしゃれな男女がその場で気に入った服を試着する。

(試着室入らないのがパリスタイルらしい)

 

スカーフや帽子、服のバランス、靴下までにこだわりが隠れるパリのオシャレさんたちの興奮に満ちた店内は、活気で溢れていた。

 

  

そこで私はチェックのスカート、妹はビンテージっぽい毛皮の帽子を買って、

 

次は妹の明日の授業で使う毛糸と生地を買いに、生地屋街のあるモンマントルへ。

 

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(帽子は買ってすぐかぶる派)

 

 

地下鉄の駅の近くに細かい像がたくさん付いた、華やかな図書館があった。

 

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こんなロマンティックな図書館で本を読んだら、自分の心を越えた異世界に旅できそうだな〜 

 

地下鉄を降りて生地屋街の坂を下ると、妹がいつも授業や課題で使う布を買い付けにいく生地屋さんに到着。

 

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妹曰く、パリの生地屋さんの生地はデザインが新しいらしい。

 

妹がニューヨークに来たときもマンハッタンの生地街で生地を一緒に買いに行って、

日本にないデザインの生地をたくさん買って帰ってたけど、

 

ニューヨークの生地屋はパリと違って古いのも新しいのも同じ様に雑多に置かれていて探すのが大変だったって。

(それってあらゆるアメリカの物事に言えるよなぁ)

 

日本の生地屋さんは話にならないほどダサい生地しか売ってなくて、

妹の専門学校の学生達も、生地工場に問い合わせて欲しいものをオーダーメイドするらしい。

 

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(生地の写真とり忘れた。ちぇ)

 

「こんな可愛くて新しいデザインの生地がたくさんあるだけでもパリに来た価値はあった」と目を輝かす妹は イキイキしていました。

 

伝統を大切にしてる芸術の都市パリには、良いものを作りたい!

感動したい!気分良くなりたい!っていう熱気が街の中に充満していて、

 

それはチェーン店が増え、マスマーケティングの手のひらでどう転がすかが勝負の

今の世の中には、とても価値のある想いだと思う。

 (とか言って私は1月から広告で働きます。ビバマスマーケティング!!)

 

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子供服も本当にかわいい!ワクワクすることがパリで学べるなんてステキ!

 

 

生地街は、映画『アメリ』の舞台にも待った、モンマントルの丘の目の前。

 

映画に出て来るメリーゴーランドや広場を抜け、

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丘を登ると寺院へ辿り着き、パリの街を一望できる。

 

 

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「現実ではなく、想像の世界の中で生きるアメリが恋をして現実で幸せを見つける」といった内容の『アメリ』なんだけど、

 

実際のモンマントルの公園やカフェは、映画と同じ時間の流れ方だった。

 

 

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実際のアメリの撮影で使われたカフェ、カフェ・デ・ドゥ・ムーラン。

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アメリのカフェは、映画に出て来たタバココーナーはないけど、

映画でおじさんがいつも食べてたクリームブリュレは名物メニューとして健在。

 

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クリームブリュレは上を焦がすとスケートリンクのように硬くなり、

スプーンでサクサク割りながら食べると、美味しさも楽しさも倍増!

 

カプチーノの泡もこの通り!

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アメリみたいな可愛い店員さんはいなかったけど、

可愛い男性の店員さんの話す聞き慣れないフランス語がとても心地良かった。

 

  

パリは建物が低くて空が広いから、

川や木々などの自然と建物が

 とてもナチュラルに一つの空間に存在していた。

  

そんな街の様々な感情を飲み込んで、セーヌ川はキラキラうねる。

 

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カプチーノの泡は大きく尖らした方が可愛いからそうする。

 

店の外にテーブルとイスを出して、タバコを吸いながらお酒を飲むと

気持ちいいから 少し寒くても外の席を選ぶ。

 

ただの図書館にもたくさん像が壁に飾られていた方がゴージャスでロマンティックだからたくさん装飾を付けよう。

 

楽しさ、ウキウキ、ロマンティック、かわいい

そんな胸の高まりを「感じる」ことに、重きが置かれている街。

 

人生を感じ、楽しむための知恵がパリには詰まっている気がする。